狂ったいのししが通ります

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【野球部】僕が部活指導で大事にしている点

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こんにちわ!

「部活動ガイドライン」や「給特法」,「教員の働き方改革」が話題になっていますね。

 

今回の記事は部活動の指導において僕が重視している点について、メインの顧問との違いにフォーカスを当てて発信していきたいと思います。

 

 

 

部活動の基本情報

野球部副顧問

僕は中学時代に野球を経験していたこともあり、野球部の副顧問をしております。

現役時代は県大会にも出場しています。

僕自身「理論型」の選手ではなく「野生型」でした。

 

選手時代の僕を知っている方が顧問をされていた方(異動しました)もいたので、副顧問という形になりました。

 

野球人気の低下による部員減

野球人口が激減しています。(悲しい...)

そのため、練習試合や公式戦も、休みがでれば出場も怪しいという状況です。

 

練習そのものの質も高くはなく、毎日の練習に工夫を凝らしています。

 

副顧問としての部活のかかわり方

生涯スポーツとしての「野球」

学校の食事会で主顧問と話をしてみました。

 

主顧問の部活に対しての考え方は、

「勝たせてあげたい」が8、「高校野球につなげたい」2

ぐらいだと感じました。

そのため、休みがありません。

 

僕の同級生もほとんどが高校野球はしませんでした。

理由は「休みがないうえにきついから」です。

 

野球を愛する僕の願いは一つ。

「野球」を楽しんでほしい。

中学時代の過密な練習は、最終的に「あんなきついことはもう嫌」という気持ちを生む可能性があります。子どもたちにそんな思いをしてほしくありません。

 

色々なことを経験したうえで、「やっぱ野球がいい」と言ってほしいのです。

 

なのであらかじめ顧問が来れない日が分かっていれば、積極的に休みにします。

「悪いことをしない範囲で、しっかり遊んできなさい」と伝えて。

 

技術・作戦指導はしない

メインの顧問の先生は、技術や作戦の指導を全部行います。

この指導方法で感じることは、「意思のない兵隊」でしかないということです。

 

僕はこの違和感を感じてから、技術や作戦の指導はやめました。

かわりに僕が重視しているのは「野球を愛する心を大切にすること」です。

 

僕だけが見る日は休みになることが多いですが、練習を見ることもあります。

子どもたちには、「その競技が好きで始めたなら、その感情一つでどんどん上手になれる。Youtubeなどの配信コンテンツなどを上手に活用すれば、ルールや体の使い方、理論までもが簡単に勉強できる。練習を休みにする日のほうが多いけど、野球の研究だって立派な練習。」と伝えています。

 

それだとかなり放任主義になってしまいますが、僕の監督としての采配には、大きな特徴があります。

 

選手と話し合いながら作戦を出す

選手のことを一番よく知っているのは選手です。

その場面で何が一番有効な作戦か、常に選手と話し合いながら試合を進めます。

もちろん最終決定は僕なので全責任は僕にあります。

 

そうすることで僕を含めた選手全員のベクトルが同じ方向に向くため、作戦の成功率が上がるとも思っています。

なにより、「僕もこの試合に参加したい」気持ちが強いのかもしれません。

 

 

まとめ

ガイドライン」「給特報」「働き方改革」、この先どうなるかわからないことがたくさんあります。

 

僕は野球が好きです。

いろんな場所でいろんな議論がなされいますが、

「子どもの学校生活改革」につながるような改革であり、子どもたちが好きで始めた部活が子どもたちの首を絞める現状を打破してほしいと感じています。