【野球】少年野球を見てきました!
こんにちわ!
今回は自分が所属していた少年野球チームの練習を見学して感じたことを記事にしていきたいと思います。
中学野球との違い
ここでは見学に行った際にまず感じた、中学野球との違いについて書いていこうと思います。
指導者との壁がない
まず感じたのは、指導者との壁のなさでした。
中学野球では「先生and顧問」であり、子どもたちも少しずつ大人になっていくので、
「指導者と選手」という関係がしっかりできています。
少年野球は学校とは切り離されたクラブであり、選手はまだ小学生。
「大人と子ども」の関係がまだ少し見られました。
ただ、練習に入ると子どもたちは「一人の選手」になっていたので、メリハリがしっかりした小学生だなぁ。と思ってみていました。
練習でもお茶当番のお母さん
中学野球では試合の日のみ、お茶当番で保護者が出てくるところも多いと思います。
少年野球では練習の日でもお母さん方がお茶当番として出張ってきていました。
これは世間でもたまに話題になったりするのですが、お母さん方は暇そうにスマホを眺めていました。
そりゃあ退屈ですよね。大人なんだからお茶ぐらい自分で準備できないのかなぁ。
指導者であるコーチ陣
僕が練習を見に行った時間帯は、ちょうど守備練習を行っていました。
守備練習を見て率直に思ったのが「大人が指導者になりきれていない」でした。
ノックの技術に関しては何も言いません。が、ノックの形式も定まっておらず(球出しetc)、テンポもよくない。カバーリングに関してはコーチがばらばらの意見になっている、など、子どもが困っている状況が見受けられました。
アドバイスに関しては非常に的確です。さすがだなと思いました。
しかし、そのアドバイスを子どもがやってみた際に「OK!今の良かった!」や「ナイスプレイ!」などの声掛けがなかったのも残念です。
人間、褒められていやな気持になる人などいないのに。
ましてや小学生になるとなおさらです。
じゃあどうするべきか
僕自身、野球指導のエキスパートでもなければ、偉そうなことが言えるほどの教育者でもありません。しかし、少子化が進む倍以上のスピードで野球離れが進んでいる状況は無視できません。
どうすればいいものかと、少し考えてみました。
「野球界の中一ギャップ」をなくそう
少年野球の「大人と子ども」の関係はすごくいいと感じました。
僕たちはどうしても「顧問の先生と生徒」になってしまうので。
休憩中のコミュニケーションも、積極的に取りにいかないといけないなと感じました。
ただその状態で中学野球界に入ると、「中一ギャップ」が起こるわけです。
僕自身も少年野球から中学野球に上がった際は、少なからず大人との距離感を感じました。
「中学校は監督が怖いからいや」という理由で野球部に入部しなかった子も何人か見ました。
そのような状況を克服するためには、
「お互いの練習に参加しあう機会」が必要かなと思います。
小学生は中学校での練習の見学、中学生は少年野球の練習のお手伝い。
少しでもお互いの様子が見れていれば、お互いが安心できる環境が作れるのではないかなと思います。
指導者同士の交流会や講習会
少年野球に参加しているコーチ陣も一人の「指導者」です。
練習の見学などに行った際に、大人も子どももいろんな刺激が得られればなと思います。
また、指導に関する交流会や講習会に参加し、お互いの情報交換を行うことで、今後の指導にも役立てられる部分は多いと思います。
さいごに
今回僕がこのような記事を書いたのは、大人ができる事前の対策をないがしろにして、「野球はもうしない」と子どもに選択してほしくないからです。
同じ野球好きとして、それは非常に悲しいことなので...
僕自身「ガイドラインなんか無視してガンガン野球しようぜ!」には圧倒的反対です。
「野球は人生の一部」にしかすぎないし、「部活指導は教育活動のすべて」でもないので。
ただ、小学生と中学生が交流する場面が少ないのも、野球人口の減少にかかわっているのではないかと思い記事にしました。
恐らく読者の皆様には思うところがあると思いますが、
野球バカのたわごととして受け流してください。
皆さんと皆さんが愛するお子さんが健康で楽しく野球ができますように。
それでは