狂ったいのししが通ります

毎日ワクワクしたい。感じたことを拙い文章で書いていきます。

【特別支援教育】知的学級担任になって半年

f:id:Crazy_Boar:20190816163506j:plain


 

こんにちは。

 

僕が初めての知的学級の担任になってから半年が経過しました。
今回は半年経過してみて感じていることを書いていこうと思います。

 

「良かった点」は書こうと思えば永遠に書くことができそうなので、
今回は「改善すべき点」を3つ紹介します。

 

 

 

 

改善すべき点

「学校」の流れの中には入っていない

これは行事(体育大会、文化発表会など)がある場合に感じることです。
基本的には通常学級にをベースに予定を組んでいるため、学年掲示物の作成や社会見学での新聞づくり、体育大会の学年練習など、少ない時間数で完成させないといけなかったりします。

行事は交流学級の生徒と過ごすことが多いため、交流学級で作業を進めることになるのですが、さすがに終わりません。知的学級のほうで手伝いながら進めていきます。

「知的学級はこの時間数で終わらない」ということが大前提で組まれていることが多いなと感じました。

 

また、行事の事前指導で配られるプリントや、学級で一読しておくプリント、配布物にも手を加えなければなりません。

そのまま子どもたちに渡しても、難しい漢字などもあり読めません。
大事な部分に蛍光ペンで線を引いて、ルビを振って渡します。

通常学級をベースに作ることの弊害です。

 

忘れられがち


特別支援学級の存在は忘れられがちです。


生徒の情報交換の場で特別支援学級の子のことを聞かれなかったり。

通常学級の事情で、当日に時間割変更があったことを伝え忘れたり。

渡り廊下のカギが開いておらず、遠回りして交流学級に行かないといけなかったり。

急な時間割変更で交流学級が入ったことを知らずに、交流学級に行けていないことに気付かれなかったり。

 

通常学級を中心として学校が回っているため、
「ついてきてければ頑張ってついておいで」と言われているような感じがします。

 

心無い偏見と低い意識

twitterなどのSNSでもよく見かけますが、「特別支援教育に携わっていない教員の心無い偏見や意識の低さに直面した」というツイートをよく見かけます。

 

「特支は毎日好きなことして遊んでいるからいいよね。と言われた」

「学年の先生で休みが出たから、先生は特支のクラスを”ほかのだれか”に任せて自習監督に入って。と言われた」

「(教材を取りに職員室に戻ったら)先生暇?ちょっと手伝って。と言われた」

 

SNSを探せばこのようなツイートが多くあり、実際に僕が言われたものもこの例の中にあります。

 

また、行事での学年練習の時間などでは、交流学級の様子や所属学年の練習を見に行きたいのですが、3学年が1クラスに在籍しているため、なかなか行けないのが現状です。

情緒学級の先生に他学年の世話をお願いしたところで、情緒学級にも3学年生徒がいたりする場合があるので、難しい状況でした。

僕としては、通常学級の先生が少しの時間だけでも教室にいてくれた助かるのですが、なかなかそれも難しい状況です。

 

まとめ

半年間担任をつとめてみて、特別支援教育は携わってみないと中身が見えにくいものだと感じました。

 


通常学級でも日頃の業務が忙しいことは自分もよくわかっています。

 

それでも「困り感」を抱える生徒一人一人に向き合っていくために、通常学級の先生と特別支援学級担任が、うまく協力していける環境と、ほんの少しの思いやりで、ちょっとでも改善できる部分はあるのではないかと感じます。

 

だからこそ今は、特別支援学級の現状を発信していき、知ってもらうことが必要なのかなと感じました。
これからも、少しずつではありますが、発信していこうと思います。

【教育】「変形労働時間制」に物申したい

f:id:Crazy_Boar:20190816163506j:plain


こんにちわ。

今回は、昨今話題に挙がっている「変形労働時間制」についての簡単な解説と、その制度について物申したいと思います。

 

変形労働時間制について

 

「変形労働時間制」が考えられた背景

この制度ができた背景には「教員の働きすぎ問題」があります。
「学校の先生が夜遅くまで学校に残っている」という事実は、皆さんもご存じだと思います。

 

僕自身も、土日の部活を含む時間外勤務時間は、毎月80時間を越えます。

 

「残業時間の長さ」も大きな問題ですが、もうひとつ「給特法」という法律も問題の一つになります。

 

この「給特法」は、教員の残業時間が短かったころに制定されたもので、
「給料の4%を実質の残業代として支給する」という法律です。

 

25万円もらっている人は、1万円の残業代が出るということです。

 

残業80時間、100時間を超える方もいる中で、残業代として給料の4%。
「給特法」は定額働かせ放題」プランであるといえます。

 

この事実がネット上で明らかになり、「教員の働き方改革」と叫ばれるようになり、「変形労働時間制」が考えられるようになり、内閣府閣議決定がされました。

 

「変形労働時間制」とは?

ここで「変形労働時間制」の内容についてザックリ説明します。

 

「変形労働時間制」とは、平月の勤務終了時間を17時→19時までと変更し、伸びた分の2時間を、閑散期と呼ばれる時期(夏休みなど)に振替として勤務時間を短くするという働き方です。

 

例として、毎日20時頃まで仕事(部活なども含む)をしている僕は、3時間の時間外勤務が1時間になるということです。

 

「教員は夏休みもあるし、勤務しなくていいなんて最高じゃん」と思われる方もいらっしゃると思いますが、この制度には多くの問題点があります。

 

 

「変形労働時間制」の問題点

 

「帰る時間は変わらない問題」

先ほども説明しましたが、結局は「勤務時間が長くなり、時間外勤務が短くなっただけ」ということで、平月の帰る時間に関しては何も変化していないということです。

 

教員の年間の残業時間は短くなりますが、それは業務が減ったのではなく、「残って仕事している時間の一部を勤務時間にした」ということになり、実際には何の改善にもなっていません。

 

「むしろ帰る時間遅くなる問題」

この項目に関しては僕の推測になりますが、「変形労働時間制」が採用されると、むしろ帰る時間が遅くなると予想しています。

 

要因としては、
① 会議が19時ギリギリまで行われるようになる可能性
② 仕事終わりの保護者が気軽に電話できるようになる

 

会議が17時以降にも行われるようになれば、授業準備や家庭連絡の時間もその分遅れてしまいます。さらに言えば、家庭のある教員は「子の送迎」などにも支障が出てくると考えられます。「まわり19時まで勤務するのに、子どもの迎えで17時に帰るんだ」と考える人も0ではないと思います。

 

そして「19時までが勤務時間」と考える保護者からは、「まだ18時50分だから〇〇先生学校にいるな」と考えられるようになり、それから家庭訪問や生徒指導に発展するパターンも容易に想像できます。

 

「閑散期なんてない問題」

長期休業日の業務について簡単に説明します。

・ 部活
・ 事務処理
・ 研修(学期中は時間が取れないため)
・ 出張(上に同じ)
・ 教材研究
・ 臨時の生徒指導
・ 教室などの環境整備
・ 地域や小中学校との連携

など、多岐にわたります。

 

長期休業日の勤務時間の短縮に充てられても、ほとんどの教員は学校に来て仕事をするのが分かりきっています。

 

「年休が流れていく問題」

そもそもこの制度は、「長期休業日の総勤務時間」と「延びた分の総時間」が等しくないと成立しません。

 

しかし現実には、「延びた分の総時間」がはるかに上回ります。
かりにその時間を、学期中の勤務時間に割り振ると考えましょう。

 

実際にはその割り振られた時間の中でも業務を行うことになりそうですが、「好きな日」「好きな時間」に割り振られるようになると、年度開始の時にもらえる「年休」の使いどころを失うことにつながります。

 

そうなった場合、年度末に年休が流れてしまうという事態に陥ってしまいます。現状況でも流れてしまっている年休が、さらに流れていきやすい状況になるのは困ります。

 

「変形労働時間制」に物申す

この「変形労働時間制」に賛成したものたちは、来年度から一年間学校現場の最前線で働きなさい。担任も教科も部活もちゃんと持って、土日は練習試合や公式戦、運営にも携わりなさい。「部活に強制力はない」と言うだろう。そうであれば「19時までが勤務になったなら、どんどん部活できますね」と言ってくる保護者・地域にちゃんと言いなさい。

 

そして家庭に多大なる迷惑をかけ、愛する我が子に寂しい思いをさせて、「労働」にみあった「報酬」が支払われているかどうか考えてみなさい。時給の換算すると手っ取り早いよ。

 

そのうえで「変形労働時間制」について考えてみるといい。
一年間の現場生活の中で、同じ教員に話を聞いてみるのもありだな。

 

そうすることで、「教員の働く環境って、むしろ悪くなったんじゃ…?」
ということに気付くでしょう。

 

現場で働く教員や、専門家の話を聞くだけではリアルを感じないよね。
じゃあ自分で動いて、見て、聞いて、体験して、考えて、自分の意見を持って。

 

それも教育に携わる者として、大事な社会見学だと思います。

 

自分自身、勉強不足な部分もあります。
もしかしたら誤解している部分もあるかもしれませんので、気付いた方はお知らせいただけると助かります。

【転職】 特支担任は何でも屋さんじゃない

今回は、本日起こった出来事を記録的に書いていこうと思います。

今回起こった出来事を通して、管理職や年配の先生に特別支援に関する意識の低さに落胆しました。

 

 

定期考査一日目。

学年職員は僕を入れて7名で、休みが一人いました。

時間を追って説明します。

 

 

出勤時

教頭「Boar先生、学年の先生に一人休みが出たから、試験監督に行って」

 

Boar「僕ですか?知的学級の時間割もあるんですが...」

 

教頭「先生のクラスは非常勤の女性の先生か、"ほかのだれか"に任せてもいいやろ。」

 

Boar「(カチン)じゃあその"ほかのだれか"に監督を任せてもらっていいですか?この時間割だと、昨日決めた時間割を大幅に変えないといけなくなるので、子どもが困惑します。」

 

教頭「でも先生の学年の先生が休んだんだし、学年の先生で回してもらわないと。」

 

Boar「学年の先生で回せる人数いますよ。それに学年を飛び越えて動かないといけない先生もいるわけなので。"ほかのだれか"はいるはずです。」

 

このタイミングで学年主任からなだめられました。

僕自身、監督を振られたことは全然OKなのですが、急な予定変更を強いられ、おまけに担任もいない状況で、知的学級の子たちは隠しながらも困惑するのが分かっていたにもかかわらず、"ほかのだれか"に任せても問題ないという軽い発言に対して怒りました。

 

朝自習~

~朝の学年打ち合わせ後~

教員A「Boar先生、問題に間違えを見つけてしまったので、さっきは監督いいよって言ったけど、お願いしていいですか?」

 

Boar「(つめあまかよ)いいですよ。そのつもりではあったので。あ、主任。クラスの子に僕がいない時間の指示などを伝えてきます。」

 

主任「1時間目の監督、よろしくね。あ、問題とか忘れてきたから、Boar先生、職員室から持ってきてもらっていい?」

 

Boar「知的学級に今から指示を出しに行くのに、どうやったら持っていけますか?」

 

 

養護教諭の先生が空気を読んで止めてくれました。

この時、学年の先生方も、”特別支援学級担任は何でも屋”だと感じていることに気づきました。

 

1校時終了後~

知的学級到着

Boar「ただいま~。作業の時間だったのに急に英語の学習の時間にして悪かったね~。明日の英語のプチテストの勉強できた?」

 

生徒「おかえりなさい。ちゃんとできました!見てください!」

 

Boar「めちゃ書き込んでる!やるやん!じゃあ朝の予定変更の通り、次の時間は体育館でボール使おうな!」

 

ガラッッ

教員A(つめあま)「失礼します。Boar先生、次の時間もお願いしていいですか?」

 

Boar「(学年職員は人数いるんだから自分たちで回せっての)いいですけど、彼らを体育館まで連れて行って、活動内容を伝えてから行くので間に合いそうにありません。」

 

教員A「今B先生が代わりに見てくれているので、準備できたらおねがいします」

 

Boar「(もう解決してないか?)」

 

職員室にて~

教頭「あ、先生聞いた?急いで行って」

 

Boar「(は?)もともと体育館でボール遊びの時間にしていたので、指示まで出して上がります」

 

教頭「Boar先生ついてないのに、非常勤の先生だけで大丈夫?」

 

Boar「(は?)もともとボール遊びの予定を入れていたので。急に変更すると不安がりますのでそっちのほうが大変かと。教頭先生がそう考えるのであれば、このままB先生に任せますか?」

 

教頭「...行って」

 

この時間の試験監督は、正直よく覚えていません。

怒りを抑えるために、自分の頭の中にあるものをひたすら書き出し整理していました。

 

 

まとめ

今回の一件でよくわかったのは、

・特別支援の意識が低いどころか、全くない教員がいる

・学校のほとんどが、特別支援学級担任を何でも屋だと思っている

 

大きく分けて2つでした。

僕が監督をしている間、職員室では2名の先生が休んでいたそうです。

 

もしかしたら僕もいじめられているのかもしれませんね。

 

【野球】【教育】「声を出せ!」はナンセンスな理由

f:id:Crazy_Boar:20190816163511j:plain

こんにちわ。

今回は野球の練習や試合でよく見られる、「声を出す」という意味について紹介していこうと思います。

 

 

 

「声を出せ!」という指導はナンセンス

「声出さんか!」

こんな声を聞いたことがあると思います。

声が出なければ試合で結果を残せない、体が動かないという理由ですね。

また、チーム内の指示が通らなかったりすることで、ミスが起こる可能性を減らすことを意味しています。

 

なぜナンセンスなのか?

理由は簡単です。

「おーーい!」「うぇーーい」(多分選手はこんな感じ)という声に、大きな意味がないからです。

ただ、練習時から大きな声を出していると、プレー中にチーム内の指示が通りやすくなったりする利点もあります。

 

僕が実践している2つの指導法を紹介します。

 

 

 

チーム内で「アウトプット」することを心掛ける。

1つは「声を出しなさい」という指導よりも、

「チーム内で情報を交換する」という指導をお勧めします。

 

それぞれの選手の「目」を大事にする

人はそれぞれ、物事に対する視点は異なるものをもっています。

なのでそのインプットした情報を、チーム内でアウトプットするのです。

それぞれの守備位置で、見やすいランナーは変わってきます。

また、些細な動作につられる選手や、選手の小さな一言も大事な情報の一つ。

 

その情報を常にチーム内で発信するようにしていけば、おのずと「声が出る」状態になるのです。

「バントがある」「牽制で(バッターが)バントの構えした」「ランナー動いた」

「前の打席長打打った」。些細な情報でも、いろいろな可能性を示唆し、ある程度備えることができるのです。

 

 

 

 

「プラスの声掛け」の意識

 

マイナスの言葉は試合の空気を悪くし、流れを放してしまう。

プラスの言葉は試合の空気をよくし、流れをつかみ取る。

もう一つの指導法は「プラスの声掛けを意識すること」です。

 

「取れる取れないは関係なく、ダイビングには精いっぱいの褒めを」

プラスの声掛けの意識で一番簡単な例です。

 

取れなくても、もしくは結果的にセーフでも、

体を張ったプレーは盛り上がりやすく、波に乗りやすい一例です。

 

拍手と一緒に、精一杯チームでほめてみましょう。

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

同じ「声を出す」でも、考え方と指導方法で大きく変わってきます。

 

明日の指導で試してみてください。

それでは、楽しい野球を満喫してください。

 

 

 

【教育】部活大好き教員(BDK)の実態①

f:id:Crazy_Boar:20190816163511j:plain

おひさしぶりです。

今回はどこの学校にも必ずいる、部活動に命を懸けている教員の紹介をします。

 

これは事件ごとにシリーズ化しようと考えていますので、よろしくおねがいします。

 

出来事の概要

 

練習試合前日

 

台風がせまってきている金曜日の話です。

この日は午後から雨が降っており、土曜日も厳しいだろうと踏んでいました。

 

練習試合をするかの判断は6時半ごろにまた連絡するので、と相手の顧問から連絡がありました。

この連絡を受けて、僕は練習試合を断ろうと決めました。

 

 

練習試合当日

 

 

6時に学校に到着。グラウンドの様子を見て仕事をしながら電話を待つ。

相手校の先生から連絡が来ました。

断ろうとしましたが、先方が「うちのグラウンドではできるので、水はけのよいそちらなら問題ないと思います。今日を逃すと練習試合をせずに公式戦を迎えることになるので、それはそちらも困るだろうから今から向かいます」

 

 

うちが 練習試合をせずに公式戦を迎えるのは困る?

相手校の先生は携帯電話を持っていないということなので、かけなおすこともできず、そのまま練習試合を行いました。

 

小雨と強風の中の試合は、中学生にはモチベーションコントロールが難しく、試合内容はグダグダ。相手校の先生の怒声がずっと響いていました。

 

子どもたちもこんな日に試合を行うなんて思わなかったでしょう。

 

 

僕もその一人です。

 

部活はしたい人だけすればいいのに。

【野球部】僕が部活指導で大事にしている点

f:id:Crazy_Boar:20190816163511j:plain

こんにちわ!

「部活動ガイドライン」や「給特法」,「教員の働き方改革」が話題になっていますね。

 

今回の記事は部活動の指導において僕が重視している点について、メインの顧問との違いにフォーカスを当てて発信していきたいと思います。

 

 

 

部活動の基本情報

野球部副顧問

僕は中学時代に野球を経験していたこともあり、野球部の副顧問をしております。

現役時代は県大会にも出場しています。

僕自身「理論型」の選手ではなく「野生型」でした。

 

選手時代の僕を知っている方が顧問をされていた方(異動しました)もいたので、副顧問という形になりました。

 

野球人気の低下による部員減

野球人口が激減しています。(悲しい...)

そのため、練習試合や公式戦も、休みがでれば出場も怪しいという状況です。

 

練習そのものの質も高くはなく、毎日の練習に工夫を凝らしています。

 

副顧問としての部活のかかわり方

生涯スポーツとしての「野球」

学校の食事会で主顧問と話をしてみました。

 

主顧問の部活に対しての考え方は、

「勝たせてあげたい」が8、「高校野球につなげたい」2

ぐらいだと感じました。

そのため、休みがありません。

 

僕の同級生もほとんどが高校野球はしませんでした。

理由は「休みがないうえにきついから」です。

 

野球を愛する僕の願いは一つ。

「野球」を楽しんでほしい。

中学時代の過密な練習は、最終的に「あんなきついことはもう嫌」という気持ちを生む可能性があります。子どもたちにそんな思いをしてほしくありません。

 

色々なことを経験したうえで、「やっぱ野球がいい」と言ってほしいのです。

 

なのであらかじめ顧問が来れない日が分かっていれば、積極的に休みにします。

「悪いことをしない範囲で、しっかり遊んできなさい」と伝えて。

 

技術・作戦指導はしない

メインの顧問の先生は、技術や作戦の指導を全部行います。

この指導方法で感じることは、「意思のない兵隊」でしかないということです。

 

僕はこの違和感を感じてから、技術や作戦の指導はやめました。

かわりに僕が重視しているのは「野球を愛する心を大切にすること」です。

 

僕だけが見る日は休みになることが多いですが、練習を見ることもあります。

子どもたちには、「その競技が好きで始めたなら、その感情一つでどんどん上手になれる。Youtubeなどの配信コンテンツなどを上手に活用すれば、ルールや体の使い方、理論までもが簡単に勉強できる。練習を休みにする日のほうが多いけど、野球の研究だって立派な練習。」と伝えています。

 

それだとかなり放任主義になってしまいますが、僕の監督としての采配には、大きな特徴があります。

 

選手と話し合いながら作戦を出す

選手のことを一番よく知っているのは選手です。

その場面で何が一番有効な作戦か、常に選手と話し合いながら試合を進めます。

もちろん最終決定は僕なので全責任は僕にあります。

 

そうすることで僕を含めた選手全員のベクトルが同じ方向に向くため、作戦の成功率が上がるとも思っています。

なにより、「僕もこの試合に参加したい」気持ちが強いのかもしれません。

 

 

まとめ

ガイドライン」「給特報」「働き方改革」、この先どうなるかわからないことがたくさんあります。

 

僕は野球が好きです。

いろんな場所でいろんな議論がなされいますが、

「子どもの学校生活改革」につながるような改革であり、子どもたちが好きで始めた部活が子どもたちの首を絞める現状を打破してほしいと感じています。

 

 

【雑談】夏休みワクワクキャンペーン

f:id:Crazy_Boar:20190825225211j:plain

 こんにちは!

本日は夏休み最終日です。

 

自分自身の振り返りの意味も込めて、夏休みワクワクキャンペーンについて書いていきたいと思います。

 

 

 

夏休みワクワクキャンペーンとは

夏休みワクワクキャンペーンとは、去年の夏休みから実施されています。

「せっかくの夏休みなんだし、日頃できないことを楽しもうぜ」ということです。(薄

 

去年はまだまだ無駄な時間を過ごしていました。

なので「今年はもっと自由に楽しもう」ということにしました。

 

自分の「したい」に素直に動く

一番大きなテーマです。

 

去年までは「~したいけど、~だしやめとくか」と、自分の「したい」に何かしらの理由を付けてやめていました。

しかし、自分の中にある「したい」を自分の都合でやめるのは、自分自身を押さえつけていることに気づきました。

 

ある日は部活に自転車で行き、帰りは入ったことのないお店でご飯を食べたり。

ある日は映画を一人で見に行ったり、SNSで積極的にコメントをしたり。

 

自分の中にある「したい・してみたい」に素直に動くことをテーマとして過ごしました。

 

読書の習慣をつける

自己投資として、読書を始めました。

まったく本を読まないほうではありませんが、読まない日のほうが圧倒的に多く、「いろんな知識を得たい」という欲求から、毎日30分は読書をする時間を作りました。

 

夏休み期間だけで、計9冊の本を読みました。

これが少しでも自分の力になっていればな、と思いますが、力にするのは自分自身の気持ち次第なのかなと思います。

 

筋トレの習慣化

さぼり気味になっていた筋トレも再開しました。

SNSなどで効率化の勉強をして、自宅でトレーニングです。

 

正直きついです。でも次の日の筋肉痛は成長のあかしなので、筋トレと筋肉痛をセットで楽しみ、鏡を見て感動する日々を送っています。

 

 

キャンペーンの結果ついて

ここではキャンペーンを行ってみた結果と、これからの活動について書いていきたいと思います。

 

継続が力になり、その力が別の力を生む

「継続は力なり」。

まさにその通りだと実感しました。実質はたったの30数日間の夏休み。

 

読書面では、読んだ内容を頭で反芻して整理する。

それが例えば部活内であったり、ご飯を食べに行く途中だったり、映画を見た後だったり、いろいろな経験と本の内容がつながる瞬間があります。

 

その瞬間に「ちゃんと本の内容が頭に入ってて、思考もしっかりできてる!」と感動していました。その実感をSNSにて発信し、いろいろな人とコミュニケーションをとる。

 

継続が力となり、その力が別の成長のチャンスを呼び込むという好循環が起きています。

 

明日の自分にワクワクする

筋トレや読書など、自己投資や自分磨きをすると、「明日の俺って、今日よりすごいんじゃね?」という気持ちでいっぱいになります。

もちろん、一日二日で大きく成長することはないとわかっていますが、着実に一歩一歩進んでいる実感はあります。

 

きっと明日の自分はこの記事を書いている自分よりも最高な自分になっていることでしょう。

 

 

まとめ

まとめとして、キャンペーンを経ての今後の自分について書いていこうと思います。

 

今回のキャンペーンは、自分自身の人生を大きく変えるターニングポイントになったのではないかと思います。明日から2学期が始まりますが、この習慣はやめない、いい意味で「やめられない」のだと思います。

 

常に「自分史上最高の自分」圧倒的行動力

常に成長し続ける努力をすることがこんなにも楽しいことだとは。

 

少しブログの更新ペースは落ちるかなと思います。

 

 

この夏休みワクワクキャンペーンは、夏休みでなくても始められます。

自分史上最高の自分に会ってみたい方は、ぜひ始められてはどうでしょうか。